懲りずに浦島くん狙いで、鍛刀に挑みました。
近侍はやっぱり、三日月さん。
木炭100・玉鋼400・冷却材100・砥石100 で、またしても骨喰くんゲット。
今度はちょっと趣を変えて、ALL100で回してみました。
久しぶりに、短刀の乱くんが来てくれましたよ。
参照は、公式アクリルキーホルダー。
いつ見ても可愛い。
所謂「男の娘」キャラなんでしょうが、お姫さまみたいにサラサラロングの金髪も、澄んだ青空のような薄水色の大きな瞳も、華奢な体躯にところどころ赤いリボンが巻かれているのも、全部があざとい、けどそこがいい。
唯一(?)スカート型の軍服を身に纏って戦う乱くん、セリフまで小悪魔的なんですが、弱さみたいなものは一切感じません。
あの細腕で、普通に敵の大太刀や薙刀を討ち取ります。
でも、やっぱり誉を取る回数は少ないかな?
(「誉」とは、一回の戦闘において、その部隊の中で一番活躍した刀に与えられる称号です。
これを獲ると、ほかの刀より多めに経験値がもらえます。)
さてこの乱ちゃん、自分の名前の由来を「乱れ刃」だから、と語っています。
乱れ刃とは、焼き入れをする時に刀身にできた模様がまっすぐではない刀、ということのようです。
彼らの本体にあたる実際の刀身に、曲線的(女性的?)な模様が入っているから、男の娘。。。?
このゲーム「刀剣乱舞」の世界観の監修、及び脚本を担当した芝村裕吏氏が、かつて「まず実物の刀を見て、雌雄を分けた」などと発言したことも、乱ちゃんの性別を謎にしたり、新たな男の娘キャラの刀剣男子が実装される可能性が、審神者の間でひそかに囁かれていたりする原因のひとつかもしれません。
私は、可愛くてかっこいい乱ちゃんが、自分を男の子だと思っていても、女の子だと思っていても、どちらでも応援したいなーと思っています。
ちなみに、そんな彼(彼女?)が慕う一兄ぃこと一期一振さんも、なかなか謎めいた刀身をお持ちです。
同じく参照は同シリーズのアクリルキーホルダーより。
前の主である豊臣秀吉が、あまり背が高くなかったので、それに合わせて「磨上げ」られた、というのですね。
負傷時のセリフも、「再刃」されたことを匂わせるような内容で、ちょっと切なくなりますね。
この「再刃」、私はずっと「さいじん」と呼んでいたのですが、「さいば」が正しいのかな?
とにかく、基本的には刀剣の価値を下げる行いである、という認識のようです。
通常、刀が十全で完璧な状態ではなく、なんらかの修繕・延命措置が必要な場合にこの「再刃」が施されたというのですから、刀剣にとっては一種の屈辱と感じるかもしれませんね。。。
一期さんは大阪城にいた頃の記憶を、夏の陣などの戦、もしくは明暦の大火で焼けた時に失ってしまったようです。
『刀』という、人に所有され継承され、武器のみではなく美術品や交渉道具として使われる『物』であった彼らには、どうしても人の業とは無縁でいられない、どこか物悲しい宿命を感じます。
だからこそ、美しく強く、けれどそれだけではない刀剣男子に、こんなにも惹かれてしまうのかもしれません。